画像はAI生成のデザインコンセプトであり、製品実写やXinchaoの承認済み仕様ではありません。PUは合成皮革で、本革ではありません。
ストラップ付きパスケースをオリジナルで製作する場合、本体とストラップを別々に確認するだけでは不十分です。本体には主役となる絵柄、ストラップにはそれを支える色や柄を配置し、金具でつないだ状態を一つの製品として承認します。
日本向けの物販グッズやノベルティで複数の色柄を展開するときは、見た目の統一感に加え、正しい組み合わせで納品されることも重要です。この記事では、印刷PUパスケースとストラップをセットで開発する確認項目を紹介します。PUは合成皮革であり、本革ではありません。掲載画像は短いループ型の構想で、ネックストラップの性能や量産寸法を示すものではありません。
「セットに含まれるもの」を先に決める
最初に、本体1点、指定した種類のストラップ1点、接続金具、包装というように構成品を列挙します。ストラップを取り付けて納品するのか、別添えにするのかも決めてください。チャームやリールなど、付属しないものをイメージ画像に載せる場合は、セット内容と混同しない表示が必要です。
国内にもコーディネートされた製品例があります。MARTYの公式ネックストラップ&IDパスケース掲載ページではセット商品を紹介するとともに、別の携帯ストラップが付属しないことを明記しています。参考になるのは、このように構成品を区別する考え方です。他社商品の素材や寸法が、そのままXinchaoの仕様になるわけではありません。
本体側は、カードの向き、独立したポケット数、使用カード、保護スリーブの有無を決めます。1〜2ポケットを初期案とし、用途があれば3〜5ポケットも構造と収納状態を確認しながら検討できます。表裏の面数やストラップの有無と、使えるカードポケットの数は別の項目です。
本体とストラップで絵柄の役割を分ける
本体には大きな主役の絵柄を置き、細いストラップには小さな繰り返し柄や配色を使うと、セットとして整理しやすくなります。本体のイラストをそのまま縮小すると、狭い幅では重要な部分が分かりにくくなることがあります。花を主役にするなら、ストラップでは花びらや葉だけを展開する方法もあります。
ストラップの入稿データは、表面だけでなく裏面、折り返し、縫い目、金具周辺まで含めて確認します。平らなデータで見えている範囲が、組み立て後もすべて見えるとは限りません。重要な文字を折り返しに置かず、実際の加工用テンプレートを受け取ってから配置を確定しましょう。
色は、本体とストラップの実物を並べて承認します。データ上の色指定をそろえても、素材や表面の質感、仕上げ、印刷方法が異なれば、同じ見え方になるとは限りません。どちらもPUというだけで一致を保証せず、生地のストラップへ変更する場合は別素材として確認します。
色合わせを重視する場合は、基準となる実物と「近づけたいのか、意図的に配色差を付けるのか」を記録します。本体の多色イラストに対し、ストラップは一色を軸にまとめる案もあります。ただし、製作後の解釈違いを避けるため、企画側と製作側が同じ方針を承認しておきます。

接続した状態で向きと操作を確認する
指定したナスカンやリングを使い、実際の取付部へつないで確認します。金具を取り付けられるか、開閉部が閉じるか、リングが縫い目や装飾に押されず動くかを見ます。金具単体の写真では、本体との相性は判断できません。
想定するカードを入れ、ストラップを持ったときの本体の向きも確認します。主役の絵柄が想定した方向を向くか、ストラップがねじれていないか、金具が重要な部分に重ならないかを記録してください。各ポケットの出し入れも、ストラップを取り付けた状態で行います。
短時間の確認で金具が閉じたことは、耐荷重や長期耐久性、紛失防止性能の証明にはなりません。性能が購入条件になる場合は、試験方法と合格基準を別途合意します。見た目が自然なモックアップに、確認していない数値や性能を付け加えないことが重要です。
ネックストラップを希望する場合は、短いループを単に長くしたものとして扱わず、使用者、使用環境、着脱や解除の仕様を含めて別途確認してください。ここでは付属品の種類を比較するのではなく、選んだ構成品を一つのセットに仕上げることに焦点を当てています。
異形と重ねパーツは取付部の余白を残す
本体の外形を緩やかな異形にしたり、薄い印刷PUパーツを重ねたりすると、ストラップを複雑にしなくても特徴を出せます。内側のカード収納領域を確保し、リング周辺には操作のための空間を残しましょう。正面からは問題がなくても、金具を回すと装飾の突起に当たる場合があります。
実際に部材を重ねる場合は、印刷した影と区別して仕様書に記載します。別パーツの形、位置、固定方法を確認し、正面、裏面、側面から試作品を見ます。立体感は強ければよいわけではなく、今回の収納や取付構造と両立することが大切です。
ストラップ側も、端部、折り返し、絵柄の向き、金具と印刷面の接触を確認します。写真の一方向だけで柄をつなげるために、重要なモチーフを折れ曲がる位置へ置かないようにします。シンプルな繰り返し柄なら、組み立てた全体で判断しやすい場合があります。
印刷位置の検討には、パスケースの両面印刷と入稿確認の記事も参考になります。本体だけの承認で終わらず、付属品を取り付けた見え方まで記録するのが今回のポイントです。

色柄の組み合わせを梱包前に管理する
複数柄を作る場合は、「緑のセット」といった呼び方だけに頼らず、組み合わせ表を用意します。本体の絵柄、ストラップの絵柄、金具、包装にそれぞれ識別情報を付け、セット番号へひも付けます。次の表は管理方法の例で、Xinchaoの既存品番ではありません。
| セット例 | 本体の絵柄 | ストラップの絵柄 | 梱包指示 |
|---|---|---|---|
| A | セージ色の植物柄・第2版 | 小さな葉柄・第1版 | 指定のストラップを取り付ける |
| B | ピーチ色の果物柄・第1版 | 小さな果物柄・第1版 | ストラップを本体横へ別添えする |
| C | 青い波柄・第3版 | シンプルな波柄・第2版 | 取り付けて指定の正面を見せる |
梱包方法が異なる組み合わせごとに、包装した試作品を確認します。正しいストラップが入っているか、取付済みか別添えか、主役の絵柄が見えるかをチェックします。ストラップを本体の裏へ入れる場合は、開封して構成品を確認することも必要です。総数が合っているだけでは、各セットの組み合わせが正しいとは言えません。
混載する箱、予備のストラップ、交換用部材の識別方法も決めておきます。追加手配では注文日だけでなく、承認した部材の版を指定します。素材や金具を代替する場合は、見た目と操作の両方に関わるため、セット状態を再確認します。
完成した一式を承認資料にまとめる
構成品一覧、入稿データ、素材の識別情報、接続金具、ポケット仕様、組み合わせ表、梱包写真をまとめて保管します。印刷の承認と組立・梱包の承認を分け、一つの部材を変更したら、その部材を使うセットも確認対象にします。
見積もりには、セット別数量、絵柄数、カード収納、ストラップの種類、包装条件を伝えます。試作条件、最小数量、日程は、その内容で確認してください。Xinchaoのレザーカードホルダー案内を入口として、本体だけでなく「何を一緒に納品するか」が伝わる依頼内容にすると、確認を進めやすくなります。
よくある質問
ストラップ付きとはネックストラップ付きのことですか?
必ずしもそうではありません。短いループ型、ネックストラップなどは異なる仕様です。種類とセットに含まれる構成品を明記してください。
本体とストラップは同じ絵柄にするべきですか?
必須ではありません。本体に主役のイラストを配置し、ストラップは簡略化した柄や配色にする方法もあります。意図した組み合わせかどうか、一緒に承認します。
データの色をそろえれば実物も同じ色になりますか?
同じ見え方を保証するものではありません。素材、質感、仕上げ、印刷方法の影響があるため、実物を並べて確認してください。
重ねパーツや複数のカードポケットを付けられますか?
設計案として検討できます。内側の収納領域、カードを入れた状態の操作、取付部の余白を確認します。装飾のレイヤー数と独立したポケット数は分けて指定してください。
梱包時の組み合わせ違いを減らすにはどうしますか?
セット番号に本体、ストラップ、金具、包装の承認版をひも付けます。組み合わせ表を用意し、異なる梱包ルールごとに包装した試作品を確認します。
デザインの相談は、Xinchaoのお問い合わせ窓口へ、絵柄、構成品一覧、組み合わせ別の数量をお送りください。